2015年7月15日 星期三

着床前遺伝子診断とは?(Preimplantation Genetic Diagnosis:PGD)とは、

着床前遺伝子診断(Preimplantation Genetic DiagnosisPGD)とは、

主に血縁に遺伝性疾患のある方において、受精卵にその影響が及んでいないかどうかを調べるために行われる検査です。
両親に遺伝病がある場合、常染色体に問題がない場合(隠れ染色体異常)、顕性遺伝(両親の形質の一方が子にあらわれること)や性遺伝病、染色体転座やロバートソン転座などを含む単一遺伝子異常が子どもに受け継がれる確率は、50~75%とされています。

これまでは、妊娠4ヶ月以降に行える絨毛穿刺や羊膜穿刺が、遺伝子の異常を調べるメジャーな方法でした。しかし、妊娠後の検査で異常が見つかった場合の心身的ダメージは計り知れません。

着床前遺伝子診断では、顕微受精の着床前に検査を行います。
遺伝子疾患のある遺伝子や染色体異常の胚を除外し、問題のない胚を母体に移植します。妊娠期間の不安が大幅に解消される点に加え、異常のたびに中絶手術を強いられる必要がなくなるというメリットもあり、心身両面における母体の負担軽減につながります。

PGDは家族性遺伝性疾患のあるご夫婦に対して行われています。
顕微受精の過程において検査を行います。子宮に受精卵を移植する前に、専用の器具を用いて遺伝性疾患の有無を調べます。現在PGDでは、400種類以上の遺伝性疾患の遺伝子を調べることが可能です。一度に診断を行えるのは、一つの遺伝子のみとなります。

台湾ですでに実施されている、PGDで発見可能な遺伝性疾患

  海洋性貧血
  脊髄性筋萎縮症
  血友病
  小脳萎縮症
  強直性脊椎炎
  ファブリー病
  神経繊維腫症Ⅰ型(レックリングハウゼン氏病)
  軟骨無()形成症
  2型ムコ多糖症
  ハンチントン舞踏病
  多発性腎嚢胞(ADPKD
  非ケトン性高血糖症
  無汗性外胚葉形成異常症(XLHED
  家族性アミロイドポリニューロパチー
  先天性色盲
  無虹彩
  先天性副腎皮質酵素欠損症(CAH)     など。

着床前遺伝子スクリーニング(PGS)と着床前遺伝子診断



「着床前遺伝子スクリーニングとは?」

着床前遺伝子スクリーニング(Preimplantation Genetic Screening :PGS

とは、
不妊症・習慣性流産・高齢の方(35歳以上では高齢と分類されます)・体外受精に何度も失敗されている方などを対象とした検査です。異常染色体を選別し、正常なものを移植するため妊娠率を大幅に高めることが可能です。

PGSは顕微授精の過程において行う検査です。受精卵を子宮に移植する前に、DNAチップを用いて胚に染色体数の異常がないかどうかを調べます。PGSはすべての染色体に対して行われ、23対の染色体数異常を見つけ出します。また、染色体数の他にも大まかな異常をふるい分けることが可能です。